認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

「忘れっぽくなった」時の対策


その女性は、自分の忘れっぽさは年齢相応のものだと
医師に告げられてから、もう「認知症の始まりではないか?」
と恐れることはなくなりました。

そして、これをきっかけに、忘れっぽくなった自分のことを
素直に認めて、対策を考えるようになりました。


その例として次のものがあげられます。

買い物に行くときには、買うべきものをきちんと
確認してメモを取る。

買い物に行くときも、そのメモとペンを持参して、
一つ買うごとに消していく。

孫や家族の誕生日、記念日はきちんとカレンダーに
書いておく。
そして毎日カレンダーを見て、今日は何の日かを
確かめる。

料理に時間がかかるなら、今までより1時間早く食事の支度を
始める。

これまで、「自分は記憶力がいい」と思い込んでいた時には、
これらの行為は正直自分には不必要で、めんどうなものと
思っていました。

しかし、このように忘れないために、しっかりとメモを
取ったり、確認する習慣がついたことで、「うっかりした忘れ」
は日常生活の中でめっきり減りました。

その女性は、それ以降、「忘れっぽいのは齢のせい」と
割り切り、性格も明るくなりました。

すると不思議なことに、それまで悩んでいた忘れっぽさがぐっと
少なくなりました。

そして、忘れっぽいのは脳みそを鍛えることで防げると
考えるようになり、パッチワークなどの新しいことにも
積極的に取り組むようになりました。