認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

ストレスが「ボケ」を加速

先の例で分かるように、人間は不安やストレスを
感じていると、脳が正常に機能しなくなります。

特に、60代、70代となり、年齢相応の忘れっぽさが
目立ってくる頃になると、不安を感じるものです。

ここで「ボケが始まったのでは?」と思うことが

さらにストレスになって忘れっぽさが加速されます。

この場合の「ボケ」とは、「認知症」の俗語として
使われています。

つまり、この「ボケが始まったのでは?」と考えた
瞬間から、「ボケ」=「病気」と捉えてしまうのです
から、この「ボケ」という言葉は実に曖昧で厄介です。

ただ、この「ボケ」という言葉も認知症の人に対する
差別用語とみなされてきており、いずれ死語になることは
間違いありません。

混乱を招かないためにも、今後一切「ボケ」という
言葉を使うのをやめることをお勧めします。

また、「アルツハイマー病」という言葉も、その意味を
正確に認識しているのなら使っても構いません。

しかし、この状態を正確に認識していないのなら、この
「アルツハイマー病」という言葉も混乱させるだけです。

さらに以前は「痴呆」という言葉も使われていました。

これは「認知症」と同義語ですが、この「痴呆」という
言葉も、やはり差別用語として精神科分野では次第に
使われなくなってきています。

いずれにしても、忘れっぽさを自覚したら、「認知症」つまり
脳の病気ではないかしっかりと調べてもらうべく、一度
専門機関を受診することをお勧めします。

自分の忘れっぽさの原因を調べてもらうことで、すっきりし、
次にやるべきことが見えてくるからです。