認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

くどくなる

高齢になると、話し方から行動までしつこさが
増してくるものですが、認知症になると、そのしつこさが
さらに強まります。

同じことを何度も何度も話す。
終わったことでも蒸し返してはまた討論し出す。

一度断られたことを受け入れられずに何度も
お願いする。

そして、周りが取り合わなかったり、注意すると
怒り出したり、あるいは聞き入れなかったりします。

ご本人は、一度話したことを忘れてしまったり、
話したかどうか思い出せないために不安で
何度も同じことを話すのです。

しかしご家族は、同じ話を何度も聞いてあげるほど、
時間的なゆとりがない場合がほとんどです。

悪気があってしつこくなっているわけではなく、認知症という
病気が何度も同じ話をさせているのだと分かれば、
それなりに受け流すこともできます。

認知症の始まりで、物忘れよりもこのくどさが先に出て
くる場合もあり、この時は、ご家族の方が苛立って
ご本人を叱り付けてしまうこともあります。

特に、食事、お金のこと、あるいはその人個人が抱えている
心配ごとに関してくどさが目立ってきます。

この場合もなるべくご本人の言うことを否定せずに、
一言「大丈夫ですよ」と言ってあげるだけでも
しつこさ、くどさは大分改善されます。

認知症の始まりは、様々なことが不安の原因になってくる
のです。