認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

迷子になる

これまであまり行ったことのない、地理感覚のない所で
道に迷うことは誰にでもあります。

しかし認知症が始まると、よく知っているはずの場所への
行き方がわからなくなったり、家の近くなのに道に
迷ってしまうことがよくあります。


家の近くの公園まで散歩に行ったきり、なかなか帰って
来ず、道に迷っているところをパトロール中の
警官に保護されてきた、ということもよくあります。

このよく迷子になる、という現象が生じてくると、
さすがにご家族も認知症が始まったのでは、と
気づくことが多いようです。

ただ、普段あまり一人で外出しない方は迷子になる
機会がないため、見過ごされてしまうこともあります。

それを見極める良い方法としては、普段よく利用する
スーパーや公園などにまず連れていきます。

そして、家までの帰り道は、まずその人を先に歩かせ、
自分は後から見守りながらついていくようにします。

この際、途中で立ち止まってしまったり、何度も
自分の方を振りかえる状態が見られることで、
認知症の始まりを発見できます。

危ないのは、車を運転される方が、道が分からなくなり、
手当たり次第に車を動かして、見当違いの方向へ
行ってしまうことです。

まともに家に帰れないことが一度でも起きたなら、以後
絶対に一人で運転などさせてはいけません。

家から車で5分のお店に行くのにも、30分以上かかるように
なり、病院で調べたら認知症が始まっていたというケースも
ありました。