認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

時々助けを借りるだけでは無理

家族の誰かが認知症になった。
その時に、ただ付き添っているだけなら
私一人でできる、と頑張ってしまう人が
いるものです。

しかし、ただ付き添うだけとはいえ、四六時中、

その認知症の方が亡くなるまで、誰の助けも
借りずに一人で面倒みるのは、正直不可能です。

では、たまに第三者の助けを借りることが
できれば少しは負担が軽くなるのか、というと
そう単純にいくものではありません。

認知症の方に付き添っているときには、知らない
うちにストレスを溜め込んでいるものです。

たまに一日その認知症の人から解放されたからといって、
その溜まったストレスは解消できるわけではありません。

それにまた、今度はいつ解放されるのだろうか、と
先の分からない中で、自分だけが介護、世話と背負って
いくのは、非常に過酷です。

よくニュースで聞かれる、認知症の人を殺したり、
一緒に無理心中をはかろうとするのは、こうした
積もり積もったストレスが引き起こした、悲惨な
結末です。

ですから、どんなに自分が若くて健康で体力、ゆとりが
あっても、普段は自分一人でめんどう見る、そして
時々手伝ってほしい、と最初から頑張ってしまうのは
間違いです。

必ず、一人の認知症の人に対して3人以上で交代して
世話する体制を作ること、そして、一日のうち、
また1週間のうち、誰がいつ休みを取るかも
きちんと決めておくことです。

人間は、休める時が定まっていると、それに
向けて頑張れるものだからです。