認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

「食事はまだか?」と聞いてきた時

認知症になると、つい先ほど食事をしたにも
かかわらず、「ご飯まだ?」と聞いてくる
ことがよくあります。

この時に、「さっき食べたでしょ!」と
叱って相手にしないと、さらにしつこく

要求してきます。

挙句の果てには、「お腹すいているのに、何も
食べさせてくれない」と被害妄想に陥ることすら
あります。

このとき、ご本人は満腹感を感じている、感じていない
に関わらず、頭の中は食事のことに占領されてしまって
いて、他に関心を向ける余地すらありません。

そこで、「ご飯まだ?」と聞いてきたときには、
「あと3時間したら食事になりますよ」と
ひとこと言ってあげましょう。

ただ、これで納得する人もいれば、
「そんなに待たせるのか?」と怒り出す人も
います。

怒り出したときには、「今すぐ作りますからね」と
声かけして、何かちょっとつまむ物を出してあげる
だけでも、だいぶ落ち着かせることができます。

あるいは、一日のうちの食事の時間をきちんと
決めて壁などに貼っておくのもいいでしょう。

そして、「ご飯まだ?」と問いかけてくるたびに、
今の時間と食事の時間を確かめさせます。

「いつ食事にしてくれるのか?」と不安でたまらない
ご本人には、これだけでも充分に納得でき、あと少し
なら、と我慢させることができます。