徘徊する場合
認知症の人の面倒を見ることのうち、
実はこの徘徊されることが最も厄介で
対処法にも悩んでしまうところです。
ちょっと目を離したすきにあっと言う間に
外に出てしまい、あてもなく動き回る。
実際のところ、徘徊しているときには、
普通に追いかけたのではなかなか追いつかない
ほど、ものすごい早さで歩き回るものです。
どこか外に出ても必ず帰ってくるのなら
安心していられますが、途中で道に迷って
しまったりで、結局一人で無事に帰れなく
なってしまいます。
徘徊に困って、中には複雑な鍵を玄関に
取り付けてなかなか開けられないように
工夫するご家庭もあります。
そこまでする前に、意外と効果あるのが、
玄関のドアに大きく、
「〇〇さん(認知症の人の名前)で勝手に外に出ないでね。」
と書いて貼っておくことです。
その人の写真を一緒に貼っておくと効果がさらに
上がることが多いようです。
また、折に触れて、「散歩には一緒に行きますから、
一人で外に出かけないでくださいね」と声かけして
おくと、何かしらの歯止めとなります。
そして、万が一外に出てしまった場合の
対策もしておきましょう。
一番良いのは、毎日着るシャツに名前、住所、電話番号を
縫い付けておくことです。
そうすれば、もし道に迷って保護された場合にも、
必ず連絡してくれます。
携帯電話やベルは結構手技が複雑で分からなくなって
しまうこともあるようなので、持たせる場合には、
できるだけ簡単な操作のものを選ぶ必要があります。
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