認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

認知症の診断方法

認知症疑いの人は自分から病院にいらっしゃることは
ほとんどありません。
大抵ご家族、付き添いの人に伴われて来院されます。

受診すべき病院ですが、今は大抵どこの病院の精神科、
メンタルクリニックでも認知症の診断を行うことが

認知症の方は、自分ではどこも悪くない、と
頑なに思い込んで、病院に行くのを拒絶される
方もいらっしゃいます。

実際、ご家族も「今日やっと引っ張るようにして
連れてきたんです」と外来で、ご本人を来させる

病院やクリニックに行くと、まず問診表が渡されます。

問診表の記入は、ご本人でなく付き添いのご家族が
行ってあげた方がよいでしょう。

認知症の場合は、自分はどこも悪くないと思い込んで
いたり、または見当違いのことを記載してしまうことが


診察では、ご本人が承諾して来院しているのか、
それとも拒否しているのをご家族がうまいこと
言いくるめて連れてきているのか、によって
対応が異なってきます。

大体の経過は問診で分かっていますから、

認知症判定のための「HDS-R(改定長谷川式簡易知能評価スケール)」は
一般に「長谷川式テスト」と呼ばれます。

この長谷川式テストですが、認知症でない人も、
診察時いきなり実施されると緊張して、
点数が悪くなってしまうことがあります。

初診時は、一般的な身体検査と長谷川式テスト
にとどめます。

あまり初回からたくさんの検査をすると、
患者さんも付き添いのご家族も疲れて
しまうからです。

頭部MRI

病院精神科の物忘れ外来など、認知症を取り扱う
施設では、大抵脳波の検査が行えます。

脳波は30分ほど時間がかかりますが、頭全体に
10個の電極をつけてしまえば、あとは頭部CT同様、
患者さんは、検査中、リラックスしていれば

脳梗塞や脳の病気による認知症、つまり
「脳血管性認知症」が疑われた場合、
脳の状態をより詳しく調べる必要があります。

もちろん、脳波も撮ります。

それ以外に、脳の中にどの程度梗塞が

認知症の知能検査としては、長谷川式テストが
有名ですが、このほかにもいくつかあります。

私は、長谷川式テストは、認知症の診断として
用いますが、その後はもっと質問項目の多い
他の心理検査を随時行い、認知症の進行具合を