認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

次なる検査への導入

初診時は、一般的な身体検査と長谷川式テスト
にとどめます。

あまり初回からたくさんの検査をすると、
患者さんも付き添いのご家族も疲れて
しまうからです。


しかし、初診で、大体、認知症の疑いがあるか
どうかは判別できます。

これは、長谷川式テストと診察時のご本人との
会話、そして、ご家族から聞いた普段の様子
などから判断します。

ここで、長谷川式テストの点数も30点満点に
近く、診察時の会話もしっかりと筋道通っている
場合には、認知症の疑いは少ないと判断し、
次なる検査は特に進めず、様子見とします。

しかし、ご家族やご本人の希望があれば、
認知症判定の次なる検査を行います。

反対に長谷川式テストが20点未満、会話や普段の
様子から認知症が疑われた場合には、早速
次回の検査の予約をします。

検査内容は、脳波、頭部MRI、SPECT(脳血流シンチ)
です。

さらに、長谷川式テストより、さらに質問項目の
多いMMSE(ミニメンタルステートテスト)も必要あれば
行います。

もちろん、これらの検査も一度で全て済ませるのでは
なく、数回に分けて行います。

次の検査の予約時にきちんと来院するように、
初診時にはきちんと患者さんと信頼関係を
作ることも大事です。

最初は病院に来るのを嫌がっていた人も、
一度診察を受けると、すんなりと通院に
つながることがほとんどです。