脳血流シンチ(SPECT)
脳梗塞や脳の病気による認知症、つまり
「脳血管性認知症」が疑われた場合、
脳の状態をより詳しく調べる必要があります。
もちろん、脳波も撮ります。
それ以外に、脳の中にどの程度梗塞が
できているか、また脳出血や腫瘍などが
ないかを見るために、「頭部造影MRI」を
行います。
造影とは、水溶性のヨード造影剤を血管に注射した後に
頭部をMRIで撮影することによって、脳の血管の
状態をより詳しく観察することです。
ただし、人によっては30分も筒の中に入ってMRIを
行うことに抵抗を示すため、この場合には頭部造影CTを
行います。
また、できれば、脳血流シンチ(SPECT)も撮影して、
脳にきちんと血液が行き渡っているかも
調べます。
脳血管性認知症の場合には、脳梗塞が原因で、
脳のある部分、または全体的に血流不足に
なっていることが見て取れます。
脳が血流不足に陥っているということは、脳に
きちんと栄養が行き渡っていないということで、
当然脳の働きも低下し、認知症を生じることに
なります。
脳血管性認知症は、脳の前と横に主に血流不足が
見られますが、これも人により様々です。
大体、この脳血流シンチまで行えば、知能検査の
結果と合わせて、認知症の種類、原因、進行程度が
分かってきます。
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