認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

「周辺症状」の治療法

異常行動、夜中の徘徊・叫び、幻覚妄想、
抑うつ、昼夜逆転などの「周辺症状」も
人によって程度や現れ方も様々です。

そして、このような症状は、脳の障害そのもの
から起きてきているのか、それとも、深層心理を

反映したものなのか、により治療法も異なってきます。

まずは、ご家族が困っている、認知症のご本人の
症状について、充分にお話を伺って原因を
分析する必要があります。

認知症の方の症状について最も的確に語ってくれる
のは、ご家族です。

当のご本人が自分の症状について語るわけがありませんし、
医師も実際に、ご家庭での様子を見るわけには
いきません。

困った症状がどんな状況や時間に現れるのか、
決まった行動パターンはあるのか、誰に向かって
一番怒りを露にするか、などなるべく複数の
ご家族から詳細な話を伺います。

また、認知症になる前の元々のご本人の
性格も伺います。

認知症になると、元来からの性格が先鋭化され、
例えば頑固で融通が利かなかった人はさらに
頑固になります。

性格や心理的な問題に薬物を用いても
仕方ありません。

反対に、認知症になってから現れた症状、
例えば幻覚妄想などには、抗精神病薬などの
薬物がよく効くことがあります。