認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

アルツハイマー型認知症の薬「アリセプト」

「アリセプト」とは、ドネペジル塩酸塩の商品名です。

「アルツハイマーにはアリセプト」と言われるほど
広まってきているので、ご存知の方も多いのでは
ないでしょうか。

このアリセプトは、日本で唯一「アルツハイマー型認知症」の

治療薬として認められている薬です。

2009年7月には、ゼリー状のアリセプトも出回るように
なりました。

ただ、「アルツハイマー型認知症」全てに効き目がある
というわけでなく、認知症初期にのみ、それ以上認知症
の程度を進行させない、という効果があります。

また、効能として「認知症予防」とも明記されている
ため、気の早い人は、認知症になっていないうちから、
「認知症にならないために今からアリセプトを
飲んでおきたい」と希望される方もいらっしゃいます。

このアリセプトは、本質はアセチルコリンエステラーゼ阻害剤です。

アセチルコリンエステラーゼとは、脳内のアセチルコリンを
分解する物質です。

認知症では、脳の神経細胞が破壊されてしまうため、
脳内のアセチルコリンがどんどん減ってしまい、
脳の活動に必要な量を保てなくなっていると
言われています。

アリセプトは、アセチルコリンエステラーゼの働きを
邪魔するため、結果として、脳内のアセチルコリンが
分解されなくなります。

すると、脳の中に分解をまぬがれたアセチルコリンが
溜まり、脳が活性化していくわけです。

以上が、アルツハイマー型認知症における、アリセプトの
薬理機序となります。