認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

脳血管性認知症の薬「セロクラール」

脳血管性認知症の薬については、専門家の間でも
意見の分かれるところです。

脳血管性認知症に効く薬はないという意見も
あれば、脳梗塞の薬が効き目ある、という
意見もあります。


私の臨床経験から、脳血管性認知症に
ある程度効果のある薬では「セロクラール」を
挙げることができます。

このセロクラールは、脳の血流を改善させたり、
脳の神経細胞の代謝を活性化させる働きがあります。

効き目はマイルドですが、副作用が強く出る
こともなく、比較的長期的に飲み続けることが
できます。

脳血管性認知症が判明した時点で、セロクラール錠20mgを
一日3回服用するようにすると、認知症の進行予防に
役立ちます。

それと同時に、脳血管性認知症には、脳出血や
脳梗塞などの原因がありますので、そちらの治療も
大切になってきます。

特に、血圧管理や血液が粘っこくならないように、
普段からこまめな水分補給、そして塩分の摂取制限なども
必要になってきます。

脳血管性認知症は、アルツハイマー型認知症と比べて、
良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、比較的
ゆっくりと進行していきます。

そのため、認知症に気づいた時点で、早めに治療を
しておくと、かなりの改善効果が得られます。