認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

医療機関につながっていることが大事

「治る見込みのない認知症」だからと言って、もう
いくら治療しても仕方のないことなのだから、病院に
通い続けるのは無駄、と考えてしまうことも良く見られ
ますが、この考え方は間違いです。

どんな大段階の認知症であれ、病院に通っていれば、

定期的に進行度の検査、身体検査を受けることが
できます。

また、認知症を取り扱う医療機関は福祉と連携している
ことが多く、進行度に応じて適切な福祉の利用が
受けられます。

認知症の方には、大抵「要介護認定」というものを
行い、日常生活において、できることとできないことを
正確に把握します。

そして、認知症状や生活状況により、要介護度が数字で
認定され、それに応じて、適切な介護、福祉サービスが
受けられます。

こうなると、ご家族の負担もぐっと減り、安心感が
増します。

福祉側も患者さんが受診している医療機関からの認知症の具合、
健康に関する情報を常に把握しています。

身体の健康状態がよろしくない場合は、看護師が自宅に
訪問し、日常生活において健康管理をしてくれることも
あります。

これが、医療機関から離れてしまうと、こうした認知症状、
身体状況を把握する術がありません。

ご家庭の中だけで対処しようとしているうちに、認知症の
状態もどんどん悪化し、気づかないうちに、身体も衰弱
してしまっていた、という事態になりかねません。

認知症は、治る可能性がある、ないにかかわらず、常に医療機関に
つながっていることがとても大事なのです。