認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

認知症になった家族に振り回されないために

認知症の方の介護において、ご家族が困ることの
最たるものが、「夜の徘徊」と言われています。

昼間の徘徊も困ったものですが、昼間はまだ
家族が起きているので、目が行き届き、ご本人が
外に出て行ってしまっても、追いかけたり、

徘徊そのものを家を出ようとした時点で
止めることもできます。

ただし、四六時中見張っているのは正直不可ですし、ご家族の生活も制約されてしまいます。

最近、病院で認知症の治療を受けられているご家庭で、
「無線式徘徊防止システム」を利用されている所が

徘徊癖のある人には、道端で見つけてもらった際に
すぐに家に戻してもらえるために、あるいは家族に連絡
してもらうために、衣類にも一工夫しておきましょう。


そのためには、その人の名前、家の住所、電話番号、
家族の携帯番号などがすぐに分かるようにしておく

徘徊の次に、ご家族が困るものとして、
オムツをいじったりする不潔行為が
あります。

清潔のためにオムツをしているにもかかわらず、
家族の見ていない間にオムツを取り外して

認知症の方が尿や便を失禁してしまう第一の
原因は、家の中でもトイレの場所が分からなく
なって間に合わないことです。

その他にも、尿意や便意を感じる感覚が鈍くなっている
こともあります。

徘徊はしないまでも、ご家族が寝ている夜間に
起き出して家の中で何か行動している。

これも、ご家族が困っている問題の上位に
あがってきます。

家の中で転ぶのではないか。

認知症が進んでくると、現実にはありもしないものを
見たり聞いたり感じたりする。
このことを「幻覚」と言います。

また、現実には起こりもしない考えに頭の中が
支配されてしまう。

認知症状のみならず、身体の疾患を抱えていると、
必然的に薬の量が増えていきます。

特にパーキンソン病や感染症を患っている認知症の
患者さんでは、朝昼夕、そして寝る前と膨大な量の
薬となることもしばしばです。

日々認知症のご家族に接していると、知らない間に
ストレスを溜め込み、介護者の方が高血圧や頭痛などを
はじめとした病気にかかってしまうこともよくあります。

「今は介護で忙しいから」とつい、自分自身の健康に
気を配らないまま、気づいたときには、かなり重い

「認知症になった家族に振り回されない」方法を
いろいろ述べてきましたが、日々介護を行っていく
うえで、これからも様々な困難は避けて通れません。

しかし、どんな問題であれ、いろいろな情報をもとに
より良い方法を実践するのと、知らないままひたすら