認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

徘徊に振り回されない方法

認知症の方の介護において、ご家族が困ることの
最たるものが、「夜の徘徊」と言われています。

昼間の徘徊も困ったものですが、昼間はまだ
家族が起きているので、目が行き届き、ご本人が
外に出て行ってしまっても、追いかけたり、

探し出したりすることができます。

しかし、夜、家族が寝ていて知らない間に家を
出て行かれると、阻止する術がありません。

例えば、家族が交代で起きて、外に出て行こうとする
本人を見守る、という方法は長くは続かない
ものです。

また、夜でなくても、突然外に出ていって
しまい、当てもなく徘徊する人を、徘徊しない
ように阻止するには、想像を絶するエネルギーと
忍耐力を要するものです。

この徘徊は、ご家族だけで対処しようとすることは
到底無理です。

この際、思い切って、近所の人、近隣のパトロール隊、
交番などに協力を求めてしまう方がはるかに気が楽
になります。

認知症で徘徊癖があるので、見つけたら、家に連れ戻して
もらうようにするのです。

さらにもっと効果的な方法は、お住まいの自治体にも
協力を求めることです。

自治体によっては、徘徊癖のある人の名前、住所、電話番号
などを事前登録でき、あらかじめ、地域住民に知らせておけると
いうシステムが成立している所もあります。

そうすると、家族が知らない間に徘徊して行方不明になった
時、情報が共有されているため、大事に至らずに見つかる
場合が多くなります。

さらに、自治体によっては、徘徊する人の現在の居場所を
位置検索できる、「簡易型携帯電話」を貸し出している
所もあります。

迷わず、一度自治体に相談に行くのが得策です。