認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

介護者のストレス発散、健康管理

日々認知症のご家族に接していると、知らない間に
ストレスを溜め込み、介護者の方が高血圧や頭痛などを
はじめとした病気にかかってしまうこともよくあります。

「今は介護で忙しいから」とつい、自分自身の健康に
気を配らないまま、気づいたときには、かなり重い

状態になってしまうこともよくあります。

ご家族が健康を害してしまうと、認知症の方を介護し、
サポートし続けていくことすら難しくなってしまいます。

そのことを考慮して、認知症の治療を行う外来では、
最近は、患者さんだけでなく付き添いのご家族の
健康管理や精神療法を行う所も増えてきています。

認知症の患者さんの受診日に合わせて、付き添いの
ご家族も定期的に血圧測定や採血、心電図などを
行います。

また、半年から1年に一度、人間ドックを行い、
全身をチェックして、病気の早期発見に努めます。

さらに、介護に関するご家族のカウンセリングも設け、
日常の介護の悩みや負担に感じていることを傾聴し、
状況に合ったアドバイスをしていきます。

いくらご家族でも、24時間、認知症のご家族の介護を
したり、付き添うことは不可能です。

よく提案する方法としては、一日の起きているうち、
1時間、難しければ30分ずつ2回に分けて、認知症の
ご家族と部屋を別にし、自分のためだけの時間を
作るようにさせます。

「その間にもし何かあったら」と心配になるのは理解できますが、
その時間は患者さんが昼寝している時間や動きの少ない時間などに
当てます。

どの時間帯に患者さんから離れることができるか、
医師や福祉の方と共に考えていくことをお勧めします。