認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

成年後見制度

認知症の方の中には、一人暮らしをしている方も
いらっしゃいます。

配偶者を失ったり、子供や兄弟姉妹、その他の親族が
同居できず、普段は訪問などのサービス制度を利用しながら、
時々、親族の方などが様子を伺いに行く、というケースも

よくあることです。

認知症の方が一人暮らしをしている際に起きてくる様々な
問題の中で、見逃せないのが金銭管理がうまくできない
ことです。

認知症の方は、親族の方が通帳などを管理している場合が
よくあります。

しかし、訪問販売に騙されて高額な商品購入の契約を
結んでしまったり、ご本人もよく分からないまま、
支払い不能な住宅ローンを組んでしまう。

さらに遺産相続などが絡んでくると、親族もお手上げに
なってしまうこともよくあります。

このような場合には、「成年後見制度」を利用するという
方法があります。

つまり、金銭管理のできない認知症のご本人に代わって、
第三者が金銭の管理を行ってくれるのです。

この第三者とは、親族が無理な場合は、司法書士や弁護士などが
家庭裁判所より選出されるので、安心して任せることができます。

「成年後見制度」を利用したいとお考えの場合には、まず管轄の
家庭裁判所に申し立てをします。

申し立てに必要な書類が多いことと、手続きが終了するまで
約3~6ヶ月と時間がかかることが難点ですが、一度後見人を
立ててしまうと、後が非常に楽です。

いきなり家庭裁判所に行くことに抵抗がある場合は、手続き方法
などについて、身近なケアマネージャーやご本人が通院している病院の
福祉担当の方にまずは相談してみるのがよいでしょう。