認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

認知症の妹を姉がめんどう見ている例

私の知人に、82歳で認知症の女性を、84歳の姉が
めんどう見ているケースがあります。

このお二人は普段は同居しているわけではなく、
妹の方は1ヶ月のうち半月は妹は実家で姪のご家族と過ごし、
あとの半月は姉宅にやってきてめんどうを見てもらうという

スタイルを取っています。

この妹は要介護2で普段はデイケアに通っていますが、
やはり同居のご家族も半月は休養を取りたい、ということで
実の姉にめんどう見てもらうことをお願いしたわけです。

妹の方は生涯独身で、姉や姪のご家族以外には
身寄りがありません。

60歳の定年まで郵便局に勤めていましたが、
若い頃より骨折などの怪我や虫垂炎をはじめとした
軽い病気を患うことが多く、そのせいか外部との
交流が乏しい方でした。

趣味も特になく、加えて性格的にとても頑固なため、
時として姪のご家族と衝突することもよくあるようです。

物忘れが目立つようになったのは、75歳頃ですが、
ご本人は認知症ではないと固く思い込んでいて、
絶対に病院には行かない、と頑なでした。

そこでお住まいの区の福祉窓口に相談し、ようやく介護認定を
もらって、デイケア通所につなげることができました。

一方、姉の方は84歳という高齢にもかかわらず、日常生活の
ことは何でも自力でこなし、記憶力も若い人に負けないくらい
しっかりしています。

夫を15年前に亡くし、現在は息子と暮らしていますが、
家事全般を請け負い、地域の老人会にも参加して、
時には、老人会の仲間と遠出したり旅行に行ったり
しています。