認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

適度な運動を行う人

お年寄りでも若い人でも、元来身体を動かすのが
大好きな人とそうでない人がいます。

子供の頃は外で友達と遊んだり、学校の体育の
授業などで、嫌でも身体を動かす機会があります。

それも次第に年齢を重ねるにつれて、自分から

身体を動かす機会を作らないと、いつの間にか
運動とは縁のない生活を送ってしまっていることが
よくあります。

特に高齢になると、身体各部の機能が衰えてくるために、
わざわざ運動するのが億劫になり、ますます身体が
硬くなって、何かの拍子に動くと腰を痛めたり、
骨折しやすくなったりします。

これに対して、運動が好きな人は、身体を動かさない期間が
しばらく続くと、食欲が落ちたり寝つきが悪くなったりして、
何となく生活に不快感を覚えます。

これは、その人の身体自体が、食事、排泄などと同じく運動する
ことを習慣化していて、身体を動かすことを生理現象として
要求するようになっているからです。

つまり、このまま身体を動かさないでいると、身体全体は
もちろんのこと、脳まで衰えていくぞ、という危険信号を
出すようになっているのです。

身体を動かさなくても、自分の脳はちゃんと働くように
できている、と思い込んでいる方もいらっしゃいますが、
特に高齢になるにつれて、この考えは通用しなくなります。

そもそも人間も動物ですから、本来、動くことがごく
自然なことなのです。

その動くことを拒絶してしまうと、身体のみならず、脳も
一気に衰える方向に向かっていきます。

難しい、やりにくい運動をする必要はありません。

身近にできる散歩やラジオ体操など、自分のできる範囲で
適度に運動を楽しんでいる人は、そうでない人に比べて
認知症になりにくい傾向があります。