認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

自分が認知症になった場合を想像してみる

今現在、身体も脳も健康で、認知症とは無縁の
生活を送っている人は、「もしも自分が認知症に
なったら」などと、想像することなど到底できない
かもしれません。

しかし、将来のことは分からないものです。


現に、「まさかあの人が?」と言われている人が
急に認知症になっている例が後を絶ちません。

「認知症になった時には、子供や親族にめんどう見て
もらえばいい」と気楽に考えている方もいらっしゃると
思いますが、現代の事情はそれが許されないことも
肝に銘じておくべきです。

ご家族や親族にもそれぞれの生活があります。

昔のように、誰かが認知症になった場合、家族が、特に娘や嫁が
半ば義務でめんどうを見ていた時代と現代では事情が異なります。

まず、少子化の問題があります。

一人か二人で認知症の親のめんどうを見ることは、
子供に多大な犠牲を強いることになります。

また、前代未聞の不況を迎えている現在、どの世代も
経済的な余裕がなくなってきており、女性もパートタイム
などで働かざるを得ない例も増えてきています。

就労世代が安定した終身雇用の職につけるのが当たり前で
なくなっていることも考えると、自分たちが生きることに
精一杯で、とても認知症の人のめんどうを見てあげる
ゆとりなどないでしょう。

もしも自分自身が認知症になった場合、家族や他人に
迷惑をかけないためにはどうしたらいいか?を
一人一人が今のうちから考え始めていただきたいものです。