認知症の原因や、症状、認知症患者への対応方法、治療方法など。自分が認知症にならないためになど。

どのようなサポート体制を受けたいか?

認知症をテーマとした座談会では、必ず自分や
家族が認知症になった時にはどのような対応を
望むか、が話題となります。

まず自分が認知症になった時。

以前は、「できるだけ家族に在宅でめんどうを見て

もらいたい」という意見が主流でした。
「その方が安心だから」というのが第一の理由です。

しかし、この10年間で、次のような意見が増えてきて
いることに気づかされます。

「認知症の初期の頃は、在宅で訪問サービスを受けたり、
デイケアに行くなどのサービスを受けたい。でも、もし
ある程度認知症が進んでしまったら、介護ホームに入りたい」

この理由として、「子供や家族の生活を犠牲にしてまで
世話になりたくない」
「元々一人暮らしだから、施設に入所するのが安全だと
思うから」、などでした。

次に家族が認知症になった時。

こちらに関しても最近10年間で、次のような意見が
主流となってきました。

「認知症が軽いうちならデイケアなどのサービスを部分的に利用しながら
家でめんどう見てもいいが、重くなってきたら、自宅近くの施設に入所させたい。
そして、時々会いに行くようにする」

介護認定を受けると、サポート制度利用の費用が介護度に
応じてカバーされます。

しかし、施設入所となると、決して安くはない費用が
かかります。

それでも、自分たちの予算に合った範囲の施設に入所したい、
その方が認知症の本人にとっても周りにとっても、
結局は負担が少ないのではないか、という考えを持つ人が
全世代的を通じて多くなってきています。